血統について|小系統part①

小系統について

血統は、競馬予想において非常に重要な要素の一つです。

競走馬は血統によって適性や特徴が大きく異なり、それらを正しく理解することで、予想の精度が高まるだけでなく、競馬そのものの楽しさも一層深まります。

血統は、サンデーサイレンス系やミスタープロスペクター系といった「大系統」と、ロベルト系やキングマンボ系のようにそれらを細分化した「小系統」に分類されます。
さらに、ドゥラメンテ産駒のように父馬に着目する「産駒」という視点もあります。

一般的には「産駒」に注目されがちですが、系統ごとの特徴を把握することで、より本質的で深い予想が可能になります。

本ページでは、血統の中でも「小系統」に焦点を当てて、代表的な系統の特徴を詳しく解説していきます。

part①では、ナスルーラ系、ネイティブダンサー系、ミスタープロスペクター系についてです。

1. ナスルーラ系

1-1. グレイソヴリン系

スピードの持続力が大きな特徴であり、芝向きの馬が多くいます。

主なグレイソヴリン系
アドマイヤコジーン・・・短距離向きの血統で、スプリンターを多く輩出している。
トニービン・・・芝中長距離向きで、末脚を持続する競馬を得意としている。特に、東京などでの成績が良い。また、小倉の芝中長距離でもトニービンの血を持つ馬が活躍している。

1-2 プリンスリーギフト系

ダッシュ力がありスピードの持続力に長けている馬を多く輩出しています。

主なプリンスリーギフト系
サクラバクシンオー・・・本馬は1200や1400で圧倒的な強さを見せた。その産駒も、スプリント戦での成績が目立っている。
ビッグアーサー・・・芝1200mを得意な馬を多く輩出している。また、タフな馬場の方が好走する傾向がある。

1-3 ボールドルーラー系

パワータイプが多く、ダートでスピードの持続力に長けています。

主なボールドルーラー系
エーピーインディ・・・ダートでの持続力勝負に強い。キャリアを重ねることで、これらの持続力がさらに高まってくる傾向がある。
パイロ・・・ダートの中長距離向きで、渋った馬場が得意。短距離は外枠の方がよい。
シニスターミニスター・・・中長距離ダートを得意とする。キャリアを重ねることで力がつくことも多い。

1-4 レッドゴッド系

スタミナやタフさに富む血統である。特に、欧州型は力のいる馬場での好走が多くあります。

主なレッドゴッド系
バゴ・・・代表馬にクロノジェネシスがいる。直線が短く芝中距離を得意とする馬を多く輩出。タフな馬場での好走が多い。

1-5 ネヴァーベンド系

タフな馬場、スタミナが必要が馬場で好走する傾向がある。また、母系に入り、その血統を伝える傾向もあります。

2. ネイティブダンサー系

2-1 ネイティブダンサー系

ネイティブダンサー系は、米国型と欧州型がいて、それぞれに特徴があります。

米国型は、スピードの持続力が特徴的で、欧州型は、タフな馬場に強い適性を示しています。

2-2 レイズアネイティヴ系

米国型血統としてスピードの持続力に長けています。

また、子にミスタープロスペクターがおり、ミスプロ系として世界に名が知られるようになりました。

2-3ミスタープロスペクター系

レイズアネイティヴの子として、世界的な大種牡馬となっています。

ミスプロ系には、多様なタイプがいて、日本の芝、欧州の芝、米国のダートなど様々なところで適性を示しているます。

以下、主なミスプロ系の小系統について、列挙しています。

2-3-1キングマンボ系

母系の影響を受けやすく、ダート、芝、スプリンター、ステイヤーなど、配合により様々な馬を輩出している。
また、気性面で落ち着いている馬も多く乗りやすいことも特徴である。

主なキングマンボ系
キングカメハメハ・・・短、中距離で好走傾向。パワー型でタフな馬場でも苦にしない。
ルーラーシップ・・・スタミナがあり、多くが芝の中長距離で活躍している。また、ダートでも走る馬もいる。
ロードカナロア・・・中距離馬もいるが、基本的に1200がメイン。
ホッコータルマエ・・・牡馬は距離延長で牝馬は1400m以下で科の活躍が期待される。
ドゥラメンテ・・・芝の中距離の根幹距離で活躍が目立つ。瞬発力勝負と坂に強い。
リオンディーズ・・・芝、ダート半々くらいで活躍。芝は時計のかかる馬場でもある程度好走。広いコースはあう。
エイシンフラッシュ・・・芝は中距離の根幹距離があう。また、タフな馬場も苦にしない特徴がある。

2-3-2フォーティナイナー系

米国型らしく、仕上がりが早い点と、ダッシュ力が優れている点が特徴である。芝においても、スプリントでの成績が良い。

主なフォーティナイナー系
サウスヴィグラス・・・主にダートの1200m以下での活躍が目立つ。
アドマイヤムーン・・・フォーティナイナー系としては、珍しく、芝で多く活躍している。瞬発力よりもパワー型。

おわりに

Part1では、ナスルーラ系、ネイティブダンサー系、ミスタープロスペクター系について書きました。

上記のような系統の特徴を頭に入れて、ぜひ競馬予想のヒントにしてみてください。

part2では、他の系統について解説していきます。




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