有馬記念2025(中山芝2500m)データ分析 過去10年分

有馬記念
年末の大一番として多くの競馬ファンが注目する「有馬記念」。名勝負が繰り広げられる伝統のレースだが、データしっかり傾向を示している。この記事では過去10年の有馬記念の傾向を分析する。
中山競馬場の第3コーナーからスタートして、1周半するコースとなっている。小回りで起伏が激しいうえ、最後の直線が短い舞台となっており、瞬発力のみでは好走できず、機動力やスタミナ、持続力などが要求される。また、先行馬が有利になりやすく、ポジション取りも重要となる。
有馬記念の枠番データ(過去10年)
| 枠番 | 1着-2着-3着-4着以下/全体 | 勝率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1- 1- 2-15/19 | 5.3% | 21.1% | 34 |
| 2枠 | 0- 2- 1-17/20 | 0.0% | 15.0% | 57 |
| 3枠 | 2- 1- 1-16/20 | 10.0% | 20.0% | 46 |
| 4枠 | 3- 0- 2-15/20 | 15.0% | 25.0% | 76 |
| 5枠 | 3- 2- 1-14/20 | 15.0% | 30.0% | 55 |
| 6枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5.0% | 15.0% | 29 |
| 7枠 | 0- 1- 1-18/20 | 0.0% | 10.0% | 46 |
| 8枠 | 0- 2- 1-17/20 | 0.0% | 15.0% | 57 |
枠順データを見ると、3,4,5枠辺りの中枠が安定して好走していることが分かる。また、道中で外々を回されるためか、外枠の成績はあまり良くない。
内枠の馬の出方を伺いながら、ある程度内目につけられる中枠が理想である。
有馬記念の人気馬データ
| 人気 | 1着-2着-3着-4着以下/全体 | 勝率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 5- 1- 0- 4/ 10 | 50.0% | 60.0% | 73 |
| 2番人気 | 2- 1- 3- 4/ 10 | 20.0% | 60.0% | 106 |
| 3番人気 | 1- 1- 3- 5/ 10 | 10.0% | 50.0% | 112 |
| 4番人気 | 0- 0- 2- 8/ 10 | 0.0% | 20.0% | 73 |
| 5番人気 | 1- 2- 0- 7/ 10 | 10.0% | 30.0% | 89 |
| 6番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0.0% | 20.0% | 60 |
| 7番人気以下 | 1- 4- 1- 93/ 99 | 1.0% | 6.1% | 29 |
1番人気が勝率50%、複勝率60%と、ほかのレースに比べても人気馬の好走が目立っている。また、7番人気以下の穴馬はあまり走っておらず、比較的堅い決着が多いレースであることがわかる。
回収率でみると、2・3番人気が高い傾向がある。
有馬記念の年齢別データ
| 年齢 | 1着-2着-3着-4着以下/全体 | 勝率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 5- 2- 3- 16/ 26 | 19.2% | 38.5% | 93 |
| 4歳 | 3- 5- 1- 34/ 43 | 7.0% | 20.9% | 47 |
| 5歳 | 2- 2- 5- 44/ 53 | 3.8% | 17.0% | 50 |
| 6歳 | 0- 1- 1- 20/ 22 | 0.0% | 9.1% | 41 |
| 7歳以上 | 0- 0- 0- 15/ 15 | 0.0% | 0.0% | 0 |
3、4歳馬の好走が目立っている。特に3歳馬が好走する理由としては、馬体が完成に近づいている時期であるうえに、古馬とのハンデ差がまだあるからだと思われる。
その一方で、6歳馬や7歳以上はあまり結果を残せていない。特に、7歳以上は馬券に絡んだことがなく、買うなら相手までか。
有馬記念の脚質データ
| 脚質 | 1着-2着-3着-4着以下/全体 | 勝率 | 複勝率 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1- 0- 3- 6/ 10 | 10.0% | 40.0% | 100 |
| 先行 | 5- 3- 2- 23/ 33 | 15.2% | 30.3% | 76 |
| 中団 | 2- 6- 3- 52/ 63 | 3.2% | 17.5% | 44 |
| 後方 | 0- 1- 2- 47/ 50 | 0.0% | 6.0% | 27 |
前に行ける馬が有利であり、逃げ、先行馬の複勝率は7割以上である。これは、中山競馬場の直線が短く、差しが届かないケースが多くあるためである。そのため、後方からの追い込み馬は、複勝率6%とかなり低く狙いにくい。
有馬記念の騎手データ
[table “44” not found /] サンプル数が少なく、分析は難しいが、ルメール、武豊は安定して好走している。
有馬記念は距離が長く、道中の折り合いや進路取りなど、騎手の腕が結果に大きな影響を与える。そのため、リーディング上位の騎手の成績が良い傾向にある。
有馬記念の血統データ
| 種牡馬 | 1着-2着-3着-4着以下/全体 | 勝率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| ハーツクライ | 2- 0- 2-10/14 | 14.3% | 28.6% | 70 |
| ディープインパクト | 1- 2- 2-23/28 | 3.6% | 17.9% | 70 |
| スクリーンヒーロー | 1- 1- 1- 1/ 4 | 25.0% | 75.0% | 220 |
| ブラックタイド | 1- 1- 1- 0/ 3 | 33.3% | 100.0% | 193 |
| エピファネイア | 1- 0- 1- 5/ 7 | 14.3% | 28.6% | 45 |
| バゴ | 1- 0- 1- 1/ 3 | 33.3% | 66.7% | 86 |
| ハービンジャー | 1- 0- 0- 5/ 6 | 16.7% | 16.7% | 45 |
| スワーヴリチャード | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 160 |
| キタサンブラック | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 60 |
| ドゥラメンテ | 0- 1- 1- 3/ 5 | 0.0% | 40.0% | 114 |
血統については、キレのある馬が多い、ハーツクライ産駒やディープインパクト産駒の好走がある一方で、スクリーンヒーロー産駒、ブラックタイド産駒、エピファネイア産駒など少し重め血統の馬も好走している。中山競馬場の特徴でもあるタフさが問われる舞台のため、非主流血統の馬も好走する。
有馬記念 データ まとめ
これらのデータを簡単にまとめると以下の通りである。
- 逃げ馬、先行馬が有利
- 3,4歳馬の好走が目立ち、6歳以上は割引
- 人気馬が比較的好走するレース
- 中枠(3,4,5枠)の好走が目立つ、外枠(7,8枠)は割引
- 騎手の手腕が問われやすい
- 非主流血統の馬が好走しやすい